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新しく大学の入学試験に使う英語の試験 公平かどうか心配
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大学に入学するために多くの人が受ける「センター試験」は、2021年1月から「大学入学共通テスト」にかわります。「大学入学共通テスト」は国が行う試験ですが、国以外が行う英語の検定試験も使うことができるようになります。使うことができるのは「英検」や「TOEIC」などです。
高校で英語を教えている先生は、去年生徒が受けた検定試験の点に驚いたと話しています。「町をきれいにするために何ができると思いますか。理由も書いてください」という問題がありました。生徒が書いた答えは「I think to inportant」だけでした。文法や単語も間違っていましたが、160点のうち41点もらっていました。この先生は、自分が点をつけたら0点だと話していました。
国以外が行っている試験は、学生のアルバイトや外国で点をつけていることがあります。このため、専門家は公平かどうか心配だと話しています。
単語
公平
1.えこひいきをしないこと。かたよらないこと。
検定
1.基準を設けて、合格か不合格かを決めること。
単語
1.文を組み立てている、それ以上には分けられない最小のことば。「学校へ行く。」という文の「学校」「へ」「行く」など。