風疹になる人が増える ワクチンの注射をしてほしい
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風疹はウイルスでうつる病気で、熱が出たり体に赤い発疹が出たりします。妊娠している女性が風疹になると、赤ちゃんの目や耳、心臓に障害が出ることがあります。
国の研究所によると、今年1月から3月24日までに1033人が風疹になりました。風疹になった人がとても多かった2013年から、3月に1000人以上になった年はありませんでした。今年風疹になった人の60%ぐらいは東京とその周りの県に住んでいて、大阪など近畿地方でも増えています。
国の研究所は、女性は妊娠する前にワクチンの注射を2回するように言っています。風疹になる人が特に多い40歳から57歳の男性は無料でワクチンの注射をすることができるので、男性も注射をしてほしいと言っています。
単語
ワクチン
1.感染症のもとになるばいきんなどから作った薬。これを接種して、その感染症にかからないようにする。
ウイルス
1.日本脳炎やインフルエンザなどの病気を起こす、ふつうの顕微鏡では見えないような、非常に小さな生物。ビールス。
発疹
1.皮膚などにできる、小さなふきでもの。ほっしん。
妊娠
1.おなかの中に子どもを宿すこと。みごもること。
心臓
1.胸の左側にあって、血液を体じゅうに送り出すポンプの役目をする器官。こぶしぐらいの大きさで、左右の心房と左右の心室の四つの部分からできている。
2.ものごとの大切な部分。
3.度胸がよくて、物おじしないこと。
障害
1.何かをするときに、じゃまになるものごと。さまたげ。
2.体のはたらきに故障があること。
研究所
1.ものごとを研究する所。研究をする施設。
近畿地方
1.本州の中央から少し西にある地方。京都・大阪の二つの府と、兵庫・奈良・和歌山・滋賀・三重の五つの県がある。
無料
1.料金のいらないこと。ただ。